ほやほや母のゆる育児ブログ

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都内在住、2020年7月に男の子を出産。子育ても自分の時間も楽しみたい。試行錯誤の日々をつぶやきます。

【育児本】フーフーは危険!!~0歳からの歯育て~

こんにちは、すずママです。

 

皆さんは、離乳食をあげるとき、つい「フーフー」して冷ましてしまいませんか?

 

……それ、NGなんです!!

 

今日は、読んでよかった!!!

子供の『歯』についての本をレビューします。

 

 

 

はじめに

 

最近、上下2本ずつ歯が生えてきた息子。

 

実はわたし自身、歯並びが悪いのがコンプレックスで、大人になってから矯正をした経験があります。

 

(100万円ほどかかりました……。でも本当にやってよかったです)

 

虫歯についてはそんなに無い方ですが、それでも数ヶ月に一度は必ず歯医者のクリーニングに通うようにしています。

 

ある調査で、高齢者が後悔していることの上位に「もっときちんと歯医者に通っておけばよかった」という結果がありました。

 

歯の健康は、QOL……人生の質に直結すると思うんです。

 

なので息子にはできるだけ健康な歯でいてほしいと思い、親として子供の『歯』について勉強しようと思い、この本を手に取りました。

 

備忘も兼ねて、なるほど!と思った箇所をメモしたので、興味がある方はぜひ本を読んでみてください♪

 

 

 本の紹介

 

歯科医師による「歯育て」の本。


子供の「歯育て」には「むし歯予防」と「歯並び予防」があり、

0歳から18歳までの年齢によって気をつけるべきことが書かれています。


たとえば、あごの骨を育てる哺乳の仕方や離乳食のあげ方、むし歯を防ぐために小児歯科で行う予防措置など。

 

この本を読まなければ知らなかったことがたくさんありました。

家庭で親がどのように子供の「歯育て」をしていくべきなのか、とてもわかりやすくまとめられており、必見です!!!

 

メモしたところ

 

※わたしが自分なりの解釈でメモしています。

詳細はぜひ本を読んでみてくださいね♪

 

・母親の虫歯菌がうつりやすい時期がある!

 

1歳半から2歳半までの乳歯が生えてくる時期が「感染の窓」と言われる時期。

 

離乳食をフーフーするだけで、大人の唾液から虫歯菌がうつります。

 

両親や周りの大人の口腔衛生も気をつけるようにしなければならないそうです。

 

・3歳になったら唾液検査がおすすめ

 

唾液の質によって虫歯になりやすいかどうかがわかるそうです。

 

今後のケアをどうするか、予防措置を考えるために、作者の医院では唾液検査を勧めているそうです。

 

3歳までが虫歯予防で大切な時期。

 

ハミガキはもちろん、親の仕上げ磨きをしっかり習慣化させなければならないとのこと。

 

・ハミガキリトミック教室がある

 

作者の医院では、0~4歳の子供を対象に「ハミガキリトミック教室」があるそうです。

 

楽しみながら正しい歯磨き習慣を身につけさせることができるとか。

 

近くに医院があったら、ぜひ通いたかったです……!(三鷹周辺にある医院です)

 

・3歳の歯並びを見れば、将来の歯並びを予測できる

 

歯並びは遺伝的要素もありますが、生育環境も大きく、3歳の時点で顎の成長発育を見れば、将来の歯並びリスクがわかるそう。

 

生まれたときから少しでもあご(とくに上顎)が大きく育つように意識することが大切だそうです。

 

指しゃぶり、タオル噛み、頬杖……これらは危険な習慣。

 

また、乳歯の時点では「スカスカの歯並び」の方が将来よい歯並びになるとか。

 

逆に、「乳歯の時点できっちり隙間なく並んだ歯」だと、将来永久歯が入るスペースがないそうです。

 

知りませんでした……!

 

手づかみ食べは、五感も顎も発達するので、積極的にやったほうがいいとのことでした。

 

(テーブルが汚されるのが辛いけど……頑張ろう)

 

・3歳を過ぎると、「チェックアップ」が必要

 

定期的に「チェックアップ」という診査を行い、虫歯予防を行うことが必要だと書かれていました。

 

虫歯予防には、定期的なクリーニングやフッ素塗布、シーラントという歯の溝を埋める処置が有効だそうです。

 

長期的な歯医者さんとのお付き合いが大事なんですね。

 

いい小児歯科って、どうやって見つければいいんだろ……。

 

・矯正治療は幼少期に始めるといい

 

成人後の矯正では、顎の大きさが固定されてしまっているので、やむを得ず抜歯をしてすきまをつくり、歯を移動させることがあります。

 

(わたしは親知らずを含め、健康な歯を8本抜きました。涙)

 

たとえ矯正がうまくいっても「後戻り」で歯並びが戻ってしまうこともあります。

 

その点、幼少期の矯正では、発育途上の顎の成長を利用しながら、噛み合せの悪化をできるだけ防げるそうです。

 

歯並びの矯正は「気になったときが始めどき」。

 

理想的には、前歯が生え変わる6~7歳頃に矯正を始め、前歯を並べるようにするとそれだけで審美的にはいいそうです。

 

あごの骨格の成長は、6歳頃に80%終わってしまうため、早めの治療がいいのだとか。

 

・マウスピース型の矯正がおすすめ

 

矯正というと、ワイヤーが思い浮かびますが、作者はカスタムメイドのマウスピース矯正を推進しているそうです。

 

マウスピースだと通院頻度も少なく済み、痛みも最小限で、食事のときは外すこともできるとか。

 

また作者の医院では非抜歯での矯正を勧めているそうです。

 

最近の矯正は、いろんなやり方があるんだなあ~。

 

知らなかったら、普通にワイヤー矯正一択で選ぶところでした。

 

(まだ息子の歯並びが悪くなると決まったわけではないですが……)

 

まとめ

 

上記で一部を抜粋させていただきましたが、そのほかにも

 

・歯にいい離乳食のあげ方、飲み物の飲ませ方

・顎を育てる生活習慣、食事メニュー

・歯並びについての詳しい症例

・18歳以降の審美歯科(ホワイトニング)

 

 

などなど……

 

とても勉強になりました!!

 

子供の年齢に応じて何度も読み返したいと思いました。

 

興味のある方は、とってもおすすめなので、ぜひ手に取ってみてください★

 

 

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