【育児本】母親が知らないとヤバイ「男の子」の育て方
こんにちは、すずママです。
先日読んで面白かった育児本をご紹介します🍀
★母親が知らないとヤバイ「男の子」の育て方
▼『内容紹介』より
母親から見たら“宇宙人”としか言いようがないような思春期男子とどう付き合えばよいかを、ポイント解説。
正しく接すれば、難しいこの時期の親子関係もうまくいく。
“開成”の校長を9年間務めた著者が、悩めるお母さんたちにやさしく語りかける、6万部のベストセラー、待望の文庫化!
筆者が開成の元校長ということで「ガチガチの勉強推奨本だったらどうしよう……」と身構えて読み始めたのですが、その逆。
むしろ勉強よりも、「生きる力」をつけさせるために息子にどう接するべきか?ということが書かれていて目からウロコでした!
手にとったきっかけ
この本を手にとったきっかけは「男の子を育てる」ことに自信がなかったからです。
私には歳の離れた弟がいます。
弟は小さい頃本当にかわいくて、いつも母親や私にべったり。
まさに「小さな彼氏」!!
みんなメロメロでした。
……それが、高校生になり一変⚡️
反抗期と大学受験が重なり、ストレスから壁を殴って穴を開けたり、母親に手を挙げたり💦
その様子を見ていた私は「あんなにかわいかった弟に一体なにが???」と混乱してしまいました。
そんなわけで「男の子」というのは私にとって未知の生命体で、息子を産んでからは、ちゃんと育てられるのだろうか……?と不安に思っていたのです。
この本は、そんな私に男の子を育てるヒントをくれました。
目次だけで面白い
本の中身はネタバレになってしまうので、目次の一部だけでも見てみてください。
反抗期との向き合い方や、お小遣いのあげ方、スマホの与え方や異性関係、エロ本を見つけたときの対処法まで(笑)
うわぁ、知りたかったー!ということがたくさん書かれていました。
とくに胸に刺さったこと
本文のなかで、こんなことが書かれていてハッとしました。
▼要約しています。
『異性の親を毛嫌いするのは近親相姦を防ぐための本能。
中学生になったら母親との疑似恋愛もそろそろおしまい。
子離れして、子供を広い世界に手放してやるべき。
お母様方はご主人のところにお帰りください(笑)』
ユーモアたっぷりに書かれていたのですが、子供との「疑似恋愛」というのが妙にしっくりきて。
前述した弟がそうだったのですが、小さいときの男の子って本当にかわいくて小さな彼氏・王子さまという感じなんです。
それは息子も同じで、日々息子に対してキュンキュンしているし、これはもう恋愛感情なのでは?とすら思ってます(笑)
でも、子育てはいつか終わりがくるわけで。
そのときに隣にいてくれるのは夫やパートナー。息子ではありません。
(むしろ息子だったら困る😂)
なので、夫婦関係を疎かにしてはいけないな、とこの本を読んで改めて思いました。
そして真の子育てとは「子供を自立させること、親がいなくてもひとりで生きていく力をつけさせること」。
そのために親はあえて距離をとって見守ることが大事なんだ、と教えてくれた本でした。
とっても読みやすくて面白いので、ぜひ機会があれば読んでみてください💓
(私は夫にも読むよう勧めました。笑)
ちなみに作者の方は違いますが、対になる本として女の子バージョンもあるみたいです。
こちらも読んでみたい!
価格:1,430円 |
あ!最後にどうでもいい話なのですが……
弟は無事成人しまして、今はとっても仲良しです💓
長期休みのたびに、母の手料理を食べに実家に帰っているので、なんだかんだマザコンじゃん……と内心思っています(笑)
男の子、難しいなあ~!